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概 要

本施工マニュアルは、「多機能フィルター」を施工するにあたり、製品の効果を損わずかつ安全に工事を行うために、正しい施工方法・注意事項を定めたものです。
 
 
 

荷 姿

 

※多機能フィルターは1ロット毎にビニール梱包されています。
※製品重量に関しては、規格に応じて異なりますので、別途担当者にご確認下さい。
 

副資材

副資材は標準的に以下のものを使用します。
標準品使用が困難な場合(急勾配や寒冷地など)は、現場や施工条件に合わせ、副資材の規格・種類を検討して下さい。

施工用具

 

保管に関して

水漏れ、直射日光を避け、風通しの良い乾燥した場所で保管して下さい。
屋外で保管する場合は、パレット上で保管する、ブルーシートで養生するなど、水に濡れないようにして下さい。梅雨時期や夏期はブルーシート養生等で長期保管しますと、蒸れによる種子の劣化等の恐れがあり、製品の品質を損ないますので、ご注意ください。
 
 

マットは構造上、縦張りが基本となります。
1m幅の製品を法肩に合わせ、法尻に向かって這わせます。
※横張りをご希望の場合は、担当者に現場条件を伝え、ご相談下さい。
 
■法肩部分を固定ピンで打設して固定します。
■法肩はラウンディングに沿って30〜50cm程度、上に被せて下さい。
■ラウンディング上に排水溝を設ける場合は、その際まで被せて下さい。
■マットを足で支えながら、所定の打ち込み位置に固定ピンを打設します。
■マットは法面の凸凹に這わせるようにユッタリと延展し、決して引っ張らないでください。(図1)
■マットを法面から一気に垂らすと、後で抑え込んでも必ずしも密着しないので避けてください。
■マットと地山が密着するように、凹部や岩部、転石箇所については固定ピンを割り増し、浮き上がりを出来る限り抑え込んでください。
■法尻に排水溝を設ける場合はその縁まで被せるのが理想となります。
■法尻でマットをハサミで切り、固定ピンを打設します。
■法尻の製品端部は数センチ内側に折り返して固定すると、仕上がりがきれいになります。
■隣との重ね部分は深く被せず、縁の保護ネット同士を重ねて固定ピンで巻き込んでから打ち付けます。
途中でマットを上下に繋ぐ場合、上部マットを上に、下部マットを下になるように重ね、固定ピンで打設します。
 
横重ね代:3〜5cm程度
上下重ね代:5〜10cm程度
■固定ピンの打ち忘れ、重ね部分の幅等を確認して下さい。
■施工後の管理項目や検査に必要な事項においては、現場管理者の指示に従い行って下さい。

切土用打設図

○アンカー(φ9×200L) 87本/100㎡
×止め釘 (φ5×150L)384本/100㎡
 

盛土用打設図

×プラピンP-100(L=100mm) または
×止め釘 (φ5×150L)471本/100㎡
 
 
※法面形状や表面起伏状況によって、使用本数が本数が多くなる場があります。
※地山との密着を確保するため、必要に応じて固定ピンの増打ちをお願いします。
 

養生マット
多機能フィルター

 

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