HOME | 製品特徴

 

侵食防止用植生マット工・多機能フィルターは豪雨災害の予防・復旧資材として今から約30年近く前に、産官学の共同研究により、開発された法面保護製品です。
 
この製品の最大の特徴は、製品自体に保護機能が備わっていることにあります。
【法面保護=植生(緑化)】という概念だけでなく、【製品で保護+植生(緑化)】という新しい概念を創出した製品です。
その結果、植物の発芽・生育期間等を勘案する必要がないため、施工時期を選びません。また、在来種等の生育が遅い植物の活用など、植生の選択肢の幅が広がります。

弊社製品に共通して装着してある「高空隙捲縮性不織布」、通称”ウェブ”。
高い空隙率を有し、その独特な繊維構造が、雨・風・凍結・乾燥など様々な障害から土壌を優しく守り、自然環境を復元します。
試行錯誤して作り上げたその独特な繊維配列(ランダム)や、法面保護用に緻密に計算された風合いなどは、弊社独自のものであり弊社製品の”心臓部”となっています。

開発から約30年、製造方法は基本的に変わっていません。
この独自開発した不織布を、年間約200万㎡を製造し、各種製品化しています。
多機能フィルターの名のとおり、“多機能”であるべき故、今後も品質を保つことを第一と考え自社製造に拘っていきます。

“ウェブ”を使用した製品は
法面や斜面に敷設することにより、以下の効果を発揮します。

不織布の土粒子への密着で土砂流出を防止し、表面排水で浸透水の低減、濁水の低減が可能です。

放射冷却の水分を不織布がキャッチし、土壌に供給し、乾燥を防護します。

不織布が空気層を有しているため、冷気を直接土壌に伝達せず、保温効果があります。