土木工事標準単価

 

◇土木工事標準単価とは
標準的な工法による施工単位当たりの工事費で、工事業者の施工実績に基づき、
調査により得られた材料費、歩掛等によって算定した価格です。
 
◇市場価格との違い


多機能フィルターは新技術情報システム(NETIS)の掲載期間を終了し、
土木工事標準単価に移行されました。




 
◇直接工事費の算出
 1㎡当たりの直接工事費=土木工事標準単価+(材料費×ロス分(1.2))
       ※ロス分は、標準では隣の列とは3cm程度、上下及び隅部では5cm程度の重ね代。
 
 
【例】土木コスト情報、建設物価
 山口県 MF-45R-0(切土)の場合


 
◇標準単価が適用できる範囲
・繊維の目付量約30g/㎡または約45g/㎡の侵食防止植生マット(養生マット)を法面部へ設置する工事
・侵食防止用マット(養生マット)の寸法が幅1mの場合
 (注)1現場当たりの施工面積が100㎡未満の場合、またはその規格・仕様が適合しない場合は適用できない。
 
◇留意事項
・アンカーピン、及び止め釘の使用量は、㎡当たり4〜5本とする。
・掲載価格は侵食防止用植生マット(養生マット)の材料費(材料費及びロス分)を含まない。
・仮設ロープ、ライフライン(仮設ロープの予備)、ハンマー等の費用を含む。